Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「ママ」


「はい?」


食べ終えたお皿とカップを洗ってリビ ングに戻ると


「これ、たんじょうびプレゼント」


「プレジェント」


「プレゼント?まぁ、ありがとう」


でも、この子達からのプレゼントにしたら大きいわね。


「ママあけて」


「あけて」


「あ、うん」


リボンをほどいて包装紙を剥がして箱を開ける。


これは…スヌード


「きにいった?」


「ママきにいった?」


「うん、もちろん。ママの好きなピンクで可愛い。ありがとう。だけど」


この二人にこれを買うのは…


「あのね、これはぼくとひなとパパからなの。さんにんでおかねをだしてかったんだよ」


「ひな、ちょきんばこのおかねをだしたんだよ」


「ひなは300えんしかだしてないくせに」


陽菜がさもたくさん出したように言うから涼が


「ぼくは1000えんだしたんだからね」


と。


「パパのほうがたくしゃんだしたよ」


また陽菜が言い返してるし。


「涼、陽菜ありがとう。でも誰がいくら出したとか関係ないの。涼と陽菜とパパの三人で選んでプレゼントしてくれたのがママは嬉しいの。本当にありがとう」


二人に


チュッ!


キスをすると陽菜は


「エヘヘヘ…」


嬉しそうだけど涼は


「もう!キスはやめてっていってるでしょ」


赤くなって照れてる。




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