Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「じゃあみんな、まっすぐに帰るのよ。さようなら」
「さようなら」
給食が終わって悠ちゃんと学校を出ようとしたら
「あ、ママ」
「おばちゃん、こんにちは」
「悠ちゃん、こんにちは。涼、先生に話しておくからママが終わるまで待っててくれる?」
「あ、うん」
個人面談って言っても一人15分くらいだし待ってもいいや。
ママが校舎に向かい悠ちゃんと校門で
「せんせい、どんなはなしするんだろうね」
「う~ん、ぼくたちしかられるようなことしてないよね」
「う~ん、たぶん」
やっぱり悠ちゃんもちょっと心配みたいです。
「じゃああしたね」
「バイバ~イ」
悠ちゃんと別れて僕は回れ右して運動場の鉄棒へ。
今、鉄棒が僕達のなかで流行ってます。
僕は逆上がりでぐるぐる回る練習をしています。
悠ちゃんと競争なの。
ママが終わるまで練習しようっと。
だけど先生とママどんな話しをするんだろ?
あ~気になる。