Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
ピンポーン
「はい」
「ケーキをお届けにあがりました」
えっ?
慌てて玄関へ。
鍵を開けて
「パパ!」
「ケーキです」
パパがケーキの入った袋を僕に。
「パパもうかえってきたの?」
まだ6時前だよ。
「涼、その前に言うことは?」
あ、
「おかえりなさい」
「ただいま。今日は早く終わりにしてケーキを受け取ってきたんだ」
「ママは」
「あぁ。ママも知ってる。涼を驚かせようとな」
「うん、おどろいたよ」
ママったら。
サプライズのつもりだったんだね。
ケーキを冷蔵庫に入れて、パパは着替えに二階へ。
そして僕は…