Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
お風呂上がりに涼と陽菜はココアを飲みながら
「ありがと、パパ。あけていい?」
「あぁ」
「わぁ~リリーのぬりえとキャンディとゆびわとペンダントだ! ありがと。パパはひなのほしいものがわかるのね。ママがきれいなゆびわしてるからひなもほしかったの」
やっぱり指輪に気づいてたのね。
さすが女の子。
「陽菜のパパだからな。陽菜の欲しがってる物は分かる」
何故か自慢気な恭介さん。
そんな恭介さんを見て涼がクスクス笑ってる。
フフフ…
涼には分かってるのね。
「陽菜、よかったわね」
「うん。ママのゆびわパパにもらったの?」
「えぇ、そうよ。ホワイトデーのプレゼント。陽菜の指輪と一緒ね」
「うん」
指輪をはめて、パジャマにペンダントをして
「パパにあう?」
「あぁ。陽菜は可愛いから何でも似合う」
「うん、ありがと」
抱き着いてるし。
恭介さん嬉しそう。
顔がデレデレ。
だけど…やっぱり娘馬鹿だわ。