Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「フッ いつも言ってんだろ。惚れたのはお前だけだって。初めて本気で惚れたのがお前。…だから、俺の初恋の相手はお前だ」
「き、恭介さん」
は、恥ずかしい。
「クククク…また真っ赤」
「恭介さん」
「ん?」
恭介さんの耳元で
「は、恥ずかしいけど…う、う、嬉しいです」
「フッ 嬉しいか?」
「は、はい。恭介さん」
「ん?」
「わ、私の本気の…初恋は…恭介さんですから」
「ん?」
「こ、高一のは…淡い…恋に恋してたようなもんだから…本気で愛したのは…誰にも渡したくないくらい好きなのは…一番大事なのは…恭介さんです」
「フッ そっか」
強く強く…抱きしめられた。
「俺達は初恋同士か」
「フフフ…」
恭介さんが優しく…口づけを落とす。
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「涼の初恋は…どうなるんでしょうね?」
「そうだな。ある意味、楽しみだな」
「フフフ…そうですね」