Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
手を洗ってみんなテーブルに着きます。
「今日のお昼はたこ焼きよ」
わぁ~い、たこ焼きパーティーだ。
「おばちゃん、ひなたこやきクルクルしたかったの」
「フフフ…陽菜ちゃんのママが言ってたわ」
そうなんだ。
だからたこ焼きにしてくれたんだ。
お兄ちゃんも嬉しそうです。
おばちゃんがたこ焼き器の穴ぼこに生地を流して
「陽菜ちゃん、たこを入れてくれる?」
「うん」
椅子の上に立て膝してたこを一つづつ入れます。
たこを入れた後から紗耶香お姉ちゃんがキャベツと天かすを入れていきます。
「いれたよ」
「はい、ありがとうね」
後は焼けるのを待つばかり。
あ、隼人お兄ちゃんがたこ焼きを引っくり返し始めました。
「はやとおにいちゃん、じょうずね」
クルクルと本当に上手いです。
「慣れてるから」
「ぼくもできるもん」
悠ちゃんもクルクル。
「ゆうちゃんもうまいね~」
凄いです。
お兄ちゃんも驚いてます。
「ハハハ…おじちゃんが小さい時に大阪に住んでいたことがあるからたこ焼きはよくやるんだ。だから慣れてるんだよ」
へぇ~そうなんだ。
「おばちゃん、ひなもクルクルしたい」
お兄ちゃんもしたいはずです。
「うん。先にこれを食べて次の回に二人にもやってもらうね」
「うん」
わぁ~楽しみ。
「さ、焼けたわよ」
お皿に盛ってソースと青のりとかつおをかけて、みんなで
「いただきま~す」