Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「高藤、今年の休みは何処か行くのか?涼君がいるから何処へも行かない訳にはいかないだろ」
今日は恭介さんが取引先へ行ってるので久しぶりに仲のいい人達とランチ
その時にお盆休みの話しになって
「そうなんですよね、涼も二歳半なんでぼちぼち泳がせてもいいかなって言ってるんですよ」
たまにベランダでビニールプールをしてるんだけど。
「泳ぎって…社長が教えるんだよな」
「そうですよ」
それがどうかした?
「涼ちゃん可哀想。凄いスパルタでやるんでしょうね、社長なら」
へっ?
「足の着かない所へ連れて行ってドボンとか」
「……」
「あ~有り得るかも。体で覚えさすってやつ」
「えっぇぇぇ~」
「ハハハ…冗談だって」
「そうそ、いくら社長でも、ねぇ?」
みんな冗談だって笑ってるけど…
恭介さんなら有り得るかも。
――
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私が教えようかしら。