Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「ママ」
「あ、陽菜ちょっと待ってね」
何処かへ電話している。
「あ~やっぱりかからない。仕方ないか。また後でかけよう。陽菜」
「はい?」
「これからママ慎吾おじちゃんのお家に行くから」
「えっ?おじちゃんち」
やった!
大ちゃん愛ちゃんと遊べるよ。
泊まるのもおじちゃんのお家なのね。
喜んでると
「泉おばちゃんが病気になったんだって」
「えっ?おばちゃんが!」
大変!
「うん。熱があるらしいの。慎吾おじちゃんは今夜は夜勤だからお家に帰れないのよ。だからママがお手伝いに行くことにしたの。大ちゃんと愛ちゃんのこともあるし」
「うん」
そうよね。
おばちゃん病気なら大ちゃん愛ちゃんの面倒みれないよね。
「陽菜もついてくる?それともお祖母ちゃんとこでパパとお兄ちゃんが帰って来るまで」
「ひないく!ひながだいちゃんとあいちゃんのせわするの」
そうよ!
陽菜がしないで誰がするのよ。
陽菜はなんたってお姉ちゃんなんだから。
「うん。じゃあ用意しましょうね」
「うん」