Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~


「さ、もう寝る時間だ」


と言われて今日はお兄ちゃんも陽菜も素直に


「はぁ~い」


歯磨きをしてパパに


チュッ!


おやすみのキスをしてママとお兄ちゃんと二階へ。


お兄ちゃんのお部屋の前で


チュッ!


キスをしてママと陽菜のお部屋へ。


「さ、ベッドに入りなさい」


「うん」


あっ、忘れていた。


慌ててリュックサックからお昼に描いたカードを取り出して


「ママ、これ『ははのひ』のカードだよ。さっきわたそうとおもったんだけどね、おにいちゃんがかいてなかったらかわいそうだから」


「陽菜…陽菜は優しいいい子ね。ありがとう」


ママがカードを見てまたギュッしてくれました。


「上手に描けてるわ」


「うん。ひなとママがおはなをつんでるとこなの。それでねパパとおにいちゃんがみてるの」


「うん。よく分かる。それに字も上手よ」


「エヘヘヘッありがと」


褒められちゃった。


「これはママの宝物よ。大切にするわね」


「うん」


ママに抱き着いて…


ママはいい匂いがします。


それは陽菜が大好きな匂いです。


「さ、ベッドに入りましょうね」


「うん」


もう寝る時間だわ。


明日からまた保育園だし。


ベッドに入って


「おやすみなさい」


「おやすみなさい」


ママにキスをしてもらい絵本を読んでもらっている間に陽菜はうとうと。


夢の世界へ誘われていきます。


「陽菜おやすみなさい。ママは陽菜が大好きよ」


どこか遠くからママの優しい声が聞こえたような気がします。





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