Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
だけど
「いい父の日でしたね」
「そうだな」
「涼も陽菜も本当に恭介さんが好きで尊敬していて」
「当たり前だ。俺は親父としてはパーフェクトだからな」
「……」
マジで言ってるのでしょうか?
「ん?そうだろ」
ニヤニヤ笑ってるし。
「フフッ そうですね」
「で、俺は旦那としてもパーフェクトだろ?」
「えっ?」
「違うか?」
「さぁ、どうでしょうか?」
「こりゃまた心外な」
「……」
本気か冗談か分からないんですけど。
「いつも奥様の言う事をよく聞いているのに何の文句が」
「も、文句なんてないです」
わぁ~
私ヤバイかも。
「仕方ないな。これから俺が旦那としてパーフェクトだと証明するか」
「はぁ?…キャッ!」
いきなり抱き寄せられて耳元で
「愛してるよ奥様」
「き、恭介さん」
あ~恥ずかしい。
激しく唇を奪われ抱き上げられ寝室へ。
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「ん?どうだ。俺はパーフェクトだろ」
「も、もう!恭介さんの馬鹿」
「クククク…」