Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「えっ?」
「ね。そうしなさい」
「でも」
「志織ちゃん、キャンセルは駄目だからね」
「瑞穂さん。だけど」
私の目線を追ったのか
「大丈夫よ。涼ちゃん、陽菜ちゃん」
「は~い」
「なあに?」
庭で真人君と和君と遊んでいた涼と陽菜がリビングに。
「次の土曜日と日曜日、パパとママが いなくても大丈夫よね?お祖父ちゃん達と叔母ちゃん達とお留守番出来るよね」
「うん。ママ大丈夫だから。パパと二人で行って。ね、陽菜お留守番できるよね」
「うん。ひな おにいちゃんとまぁくんとかずくんとおるすばんする」
「おばちゃん、だいじょうぶだよ」
真人君にまで。
「ね、だから志織ちゃん」
「お母さん。はい、じゃあお言葉に甘えます。あ、恭介さんは?」
「今日、誠さんが話してるわよ」
恭介さんは誠さんと今日はゴルフ。