Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
ホテルに戻り
「恭介さん先にお風呂どうぞ」
集めてきた貝殻をポーチに片付けて
「一緒に入らないのか?」
「な、入りませんから。どうぞ一人ごゆっくりと。その間におつまみ頼みますから。チョコしかないし」
「逃げた」
「はい、逃げます」
「ば~か!」
おでこをつついてお風呂へ―
フフッ
恭介さんったら。
ルームサービスでおつまみを注文。
シャンパンあるからスコッチ要らないかな。
ま、いいや。
要るなら後から注文すれば。
――
―
「あ~さっぱりした」
恭介さんがタオルで頭を拭きながら
「お前も入って来い」
「はい。先に飲んでて下さい」
お風呂へ―
バスタブに浸かり
あ~気持ちいい。
そっかぁ。
考えたら一人でお風呂に入るなんて久しぶりだわ。
いつも陽菜とだから。
それも楽しいんだけどたまにゆっくり一人で入るのもいいわね。