Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「ゥ!」


いきなり抱き寄せられて唇が…


恭介さんの口の中にあったイチゴが私の口へ


唇が離れ


ニヤリッと


「美味いか?」


イチゴを食べて


「き、恭介さんにあげたんですよ」


「貰った物は俺の物。どうしようと俺の勝手」


「……」


何か変な理屈だよね。


「ん?」


「あ、いいえ。恭介さんは食べませんか?」


「食う」


「はい」


またフォークで刺し


「はい」


「違う」


「えっ?」


何が違うの?


「食わせろ」


「だから」


「さっき俺がしたみたいに…口移しで」


「……」


恭介さんは甘えたさんなのか…単なるスケベなのか分からなくなってきた。


「志織」


「はい」


さっさとしないとまた何を言われるか。


本当に涼や陽菜の方が聞き分けいいわ。


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