Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「ぅ!…ッ」
う、うん?
な、何?
顔を上げると
恭介さんの顔が!
慌てて起き上がり、ベッドサイドの明かりを点けて
「恭介さん、恭介さん大丈夫ですか?どうしたんですか?」
脂汗が出てる。
「い、いや、何か…腹が」
恭介さんも起き上がり、お腹を押さえてる。
「ゥッ!気持ち悪い」
ベッドから降りてトイレへ
後を追い背中を擦る。
ソファーに座らせ、お水を
時間は12時前
「ちょっとお兄ちゃんに電話しますね」
「いいから」
「駄目です」
その間もお腹を押さえ…苦しそう。
「あ、お兄ちゃん、恭介さんがお腹が痛いって…うん、吐いた。脂汗出てる…う、うん」
恭介さんの額を触り
「あるみたい…えっ?ちょっと待ってね。恭介さん、お腹どの辺が痛いですか?」
「右の方」
「お兄ちゃん、右の方だって…えっ?盲腸?う、うん、分かった。今から行く…あ、涼…うん、連れて行く。大丈夫だよ、じゃあ」
電話を切って