Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「あら」
涼が今にも眠そうに、はしゃぎ過ぎたからな。
「涼、歯磨きして寝んねしよう」
「うん」
歯磨きを済ませ、
「パパ、ママ、いっしょにねんねしていい?」
「フッ いいぞ」
恭介さんに抱き上げられベッドに
「おやしゅみなしゃい」
「おやすみ」
私達の頬にチュッ!
すぐに夢の世界へ
寝室を出て
「恭介さん、飲みますか?」
「そうだな。お前、先に風呂入って来い」
「はい」
お酒の用意をしてお風呂へ
はぁ~ 温まる。
たまに一人で入るのは楽だわ。
――
―
お風呂から上がって
「お前も飲むか?」
「はい」
「ん。作っといてやるから髪乾かして来な」
「はい」
髪を乾かしてリビングへ
「ん」
「ありがとうございます」
「じゃあ メリークリスマス」
「メリークリスマス」
何故か二人ともパジャマだけど。
「恭介さん、クリスマスプレゼントです」
「ん、サンキュー。これお前に」
「ありがとうございます」
恭介さんが包みを開けて
「ん、靴か」
「はい。涼と遊ぶのにいいかなっと」
カジュアルな靴を。
本当はスニーカーにしようかと思ったんだけど、どうも恭介さんとスニーカーってあまり結び付かないんだもん。
一応家にはあるんだけど。