Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
恭介さんからのプレゼントを開けて
「あ、可愛い」
出てきたのはバッグ
そんな畏まったバッグじゃなく、カジュアルなトートバッグ風
「涼といると荷物も多いからな」
「フフフ…ありがとうございます」
「ん」
「涼が寝てると…静かですね」
「だな」
「今年は雪降らなかったですね」
「そうだな。暖かいクリスマスになったな」
「フフフ…涼はまだホワイトクリスマスを知りませんね」
「てか、雪をあまり見たことないからな。…一回雪を見に行くか」
「雪ですか?北海道ですか?」
「クククク…お前単純」
何か…馬鹿にされてるよね。
「北海道に行かなくても近隣でもあるだろ」
…まぁ、確かに。
「涼にも雪を体験させたいし…」
フフフ… 本当に子煩悩ね。
「スキーも久しぶりにいいしな」
スキー!
スキーですか!?
「恭介さん」
「ん?」
「スキー出来るんですか?」
「当たり前だ」
当たり前なの?
「私…したことないですよ」
「そうなのか? 別にスキーしなくても涼と一緒に雪だるまでも作ってろ」
涼と一緒に雪だるまって…
「クククク…膨れんな」
「膨れてません」
「クククク…ハハハ…」
「き、恭介さん」
いきなり抱きしめられた。
耳元で
「また愛し合えないから…」
……ゥン
唇が重なった。
恭介さんの唇は顔中にキスの雨を降らせ…首筋に…
パジャマのボタンを外して…胸に…唇を