Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「クッククク…膨れんなって。いつも仕事の時はスーツだし、それ以外では大抵ジーンズだろ」


う~ん 確かにね。


涼といると走り回ってばかりだから動きやすい、汚れてもいいような恰好しかしてないもんね。


うん、もしかして恭介さん…気に入らなかった?


「ば~か」


「えっ?」


何が馬鹿なの?


「あのな」


「はい」


「俺は別にお前がどんな恰好をしていても構わないし」


「……」


「スーツだろうが、そんなドレスだろうがジーンズだろうがジャージだろうが関係ないし」


「恭介さん」


な、何だか赤くなっちゃうじゃない。


「ま、裸ならもっといいけど」


「……へっ?」


は、裸…?


「き、恭介さん」


「クッククク…お前…その顔」


「……」


どんな顔してるって言うのよ。


「恥ずかしくて赤いのか?怒ってるから赤いのか?」


「…両方です。ホントに信じらんない」


「クククク…」


笑いこけてる。




< 284 / 1,863 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop