Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「クッククク…膨れんなって。いつも仕事の時はスーツだし、それ以外では大抵ジーンズだろ」
う~ん 確かにね。
涼といると走り回ってばかりだから動きやすい、汚れてもいいような恰好しかしてないもんね。
うん、もしかして恭介さん…気に入らなかった?
「ば~か」
「えっ?」
何が馬鹿なの?
「あのな」
「はい」
「俺は別にお前がどんな恰好をしていても構わないし」
「……」
「スーツだろうが、そんなドレスだろうがジーンズだろうがジャージだろうが関係ないし」
「恭介さん」
な、何だか赤くなっちゃうじゃない。
「ま、裸ならもっといいけど」
「……へっ?」
は、裸…?
「き、恭介さん」
「クッククク…お前…その顔」
「……」
どんな顔してるって言うのよ。
「恥ずかしくて赤いのか?怒ってるから赤いのか?」
「…両方です。ホントに信じらんない」
「クククク…」
笑いこけてる。