Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



レインボーカクテルを一口


「フフ 美味しい」


「フッ」


う、うん?


恭介さんを見るとスコッチを口に運びながら、何故か…笑ってる。


「まだ可笑しいんですか?」


「クククク…違うって」


「じゃあ」


私を手招きして


「はい?」


耳元で


「そうしてっと、涼みたいな子どもがいるようには見えない」


「……」


それってまた『ガキ』って言いたいわけですか。


「違うって、ひがむな」


「えっ?」


「お前の考えてることくらいわかる」


…そうですか。


「そそられる」


「……」


へっ?


そそられるって…



「き、恭介さん」


「クククク…爆発寸前の茹で蛸」


「し、知りません」


あ~恥ずかしい。


こんなとこで何を言うんですか?




< 287 / 1,863 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop