Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「食べさせて」
「えっ?」
恭介さんを見ると片方の口角を上げてニヤリと
な、何、その笑いは
「志織」
「は、はい」
スプーンにゼリーを掬い
「どうぞ」
恭介さんがパクっと
「ん、美味い」
「ね、美味しいでしょう」
「フッ お前が作ったんじゃあるまいし」
「……」
まぁ、確かにね。
「もう一口」
「えっぇぇ 嫌ですよ。私の分がなくなります」
慌ててシャンパングラスを隠す。
「クククク…お前はガキか!涼がおやつを隠すのと一緒だな」
「恭介さん!」
し、失礼な!
涼と同レベルなんて。
「クククク…ハハハ…また膨れた。涼は完全にお前似だな」
いや、恭介さんにも充分似てます。