Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
タクシーに乗って(乗せられて)家に向かう。
「志織、着いたぞ」
「はい」
うつらうつらしてたみたい。
恭介さんが支払い
「大丈夫か?」
「大丈夫ですよ」
どうしても酔ってると思い込んでる。
腕を支えられ部屋へ
鍵を開けて中に
「アッ!あぁぁぁ~」
ドン!
「い、痛ぁ~い」
玄関の段差に躓いて…転けた。
「だ、大丈夫か?」
「大丈夫じゃないです~」
抱き起こされて
「怪我はないか」
恭介さんが私の顔を見て
「クククク…」
な、何笑ってるんですか?
「お前…デコ擦りむいてる」
へっ?
おでこに手を当て
「き、き、恭介さん、血、血が出てます」
「あぁ、擦りむいてるからな」
そんな冷静に言わないで下さい。
「ほら」
「キ、キャッ」
お姫様抱っこされてリビングのソファーへ