Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



だけど…


こんな大きいお風呂に一人でゆっくり入れるのは幸せよね~


はぁ~気持ちいい。


じっくり温まって


――





全て洗って再び湯船に。


恭介さん、大丈夫かなぁ。


涼、大人しくしてるかしら。


フフフ…


私もすっかり母親だわ。


―――


――





お風呂から出て―


恭介さん達いないな。


まだ入ってるのかしら。


大浴場前で待って―


暫くして


「ママ~」


涼が抱き着いて来た。


「よく温まった?」


抱き上げて


「うん、おおきいおふろだったよ。おそとのおふろにもはいったの。おふろにゆきがね、はいってきたんだよ」


「そうなんだ」


「うん、あのね、おふろのなかはあたたかいんだけどね、ゆきはつめたいね」


「そ、そうね。雪は冷たいもんね」


「うん」


涼はご機嫌さんだけど…


恭介さんを見ると


…何かぐったりしてる。


「恭介さん、大丈夫ですか?」


「あぁ。早く部屋に戻ろう」


「はい」


先に歩き始める。


涼は私が抱いたまま。


…よっぽど疲れたのね~




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