Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
部屋に戻り、お茶を飲みながら
「大丈夫ですか?」
涼は熊五郎とペン太郎と遊んでる。
「フッ 参った」
「……」
「全然じっとしてないな」
「……」
まぁ、そりゃそうでしょう。
「洗ってやってる時はいいんだけどな、俺が洗ってる間にちょこまか動く。じっとしてろつうと石鹸を洗面器一杯に泡立て遊んでる。それに飽きると側にいたじいさんに話し掛けて相手してもらってる。露天風呂に連れて行きゃ雪を丸めて俺にぶつける」
え、えっぇぇぇ…
恭介さんに雪をですか?
我が子ながら凄い。
「家の風呂なら大人しいからと…間違った」
「大きいお風呂は初めてですから興奮したんでしょうね。ごめんなさい。やっぱり私が入れればよかったですね」
「フッ いいさ。お前はいつもあんな調子だろ。…お前はゆっくり入れたか?」
「はい。お陰さまで…」
「そりゃよかった」
恭介さん…
フフフ…ありがとう。
その後、夕御飯を食べにレストランに行ったけど―
涼の興奮はまだ収まってなくて…
恭介さんと二人てんやわんや。