Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



涼がパンを食べ終わった頃


両家が集まり


「わぁ~いずみおばちゃん、きれ~おひめさまだぁ~」


泉さんはお姫様で私はお姫様みたいって『みたい』が着くのね。


「ひがむな」


小声で言われてしまった。


「ひがんでませんって」


「クッククク…」


笑ってるし。


「涼ちゃん、ありがとう。涼ちゃんも可愛いわよ」


「あいがと」


何回かお兄ちゃんが泉さんを我が家に連れて来てるから涼は泉さんになついてる。


「りょうちゃん」


「あ、さとみおねえちゃん」


智美ちゃんは泉さんの姪っ子。


年は確か6歳。


今春から小学校。


今日、涼と一緒に花を渡すお役目。


泉さんが前に連れて来たことがあるから涼とも仲良し。


「あっちであそぼ」


「うん」


智美ちゃんが涼の相手をしてくれてる。

しっかりしてるわ。




< 355 / 1,863 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop