Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「はい涼、ご飯よ」
リビングに持って行き
「あ、おにぎりだ」
「そうよ、おにぎりと卵焼きと大根のサラダでいいでしょう」
披露宴で結構食べているからそんなに空いてる訳じゃないし。
「うん。いたらきます」
「はい、召し上がれ。恭介さんもおにぎり如何ですか?私達の分も作って来ました」
「ん」
おにぎりを手に取って食べ始めた。
「ママ」
「うん?」
「ママはまだおひめさまみたいだね」
あ、着物ね。
「うん。これから涼とお風呂に入るからその時に脱ごうと思って」
「おふろ?ママ」
「うん?」
「りょうね、パパとママといっしょにはいりたいの」
「パパは」
「よし、一緒に入るか」
へっ?
「恭介さん」
「いいから」
な、何で二回も入るのよ。
ニヤニヤ笑ってるし。
ご飯を食べ終わり
「じゃあ入るか?」
「うん。ママ」
「ママは後片付けしなきゃなんないから先に入って」
「じゃあまってる。ね~パパ」
「そうだな。待ってような」
……
…
はぁ~
何なのよ、この俺様コンビは!
一回言い出したら聞かないんだから。
「志織」
「ママ」
「…分かりました。待ってて下さい」
「うん」
涼が恭介さんの膝に登り何か耳元で話してる。
それを聞いて恭介さんも頷いて笑ってる。
何を話してるのかしら?