Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



その日は保育園でもクリスマス会があった。


僕達は


「♪ジングルベル ジングルベル すずがなる」


とか


「♪まっかなおはなのトナカイさんは~」


とかクリスマスのお歌を歌った。


1歳になったまぁ君もめちゃめちゃだけど歌って。


そして保育園にサンタさんが。


サンタさんは赤いお洋服に赤い帽子、黒い長靴を履いて長い真っ白のお髭の絵本で見た通りの格好をしていた。


まぁ君は目をまん丸にしてサンタさんを見ていて、ちょっと怖いのか僕に引っ付いて離れない。


「まぁくん、こわくないよ。サンタさんだよ。やさしいおじいちゃんだよ。プレゼントをくれるんだよ」


「しゃしゃぁ」


「うんサンタさんだよ」


僕はまぁ君の手を引いてサンタさんの所へ


みんなもサンタさんを囲んでいる。


「はぁ~い。じゃあこれからサンタさんがよい子のみんなにプレゼントを配ってくれるから一列に並んでね」


先生がみんなに。


「はぁ~い」


僕達は一列に並んでサンタさんからプレゼントを


まぁ君も貰って嬉しそうに笑ってる。


サンタさんからのプレゼントはキャンディーとチョコレート


「みんな、おうちに帰ってお父さんやお母さんに見せてから食べるのよ。分かりましたか?」


「はぁ~い」


「じゃあサンタさんに『ありがとう』を言おうね」


「はぁ~い。サンタさん ありがとう」


サンタさんは手を振りながら帰って行った。


「まぁくん、サンタさんにあえてよかったね」


「あ~あ~」


まぁくんも大喜びだ。




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