Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
お母さんが病院に連絡をしてくれて病院へ
産まれるには未だ未だ掛かりそうで夕方以後みたい。
恭介さんに連絡して仕事を終えてから来てくれと言っておいた。
藤倉の家にも連絡して涼の事を頼む。
お母さんもお父さんに連絡して仕事終わりに来てくれるよう連絡してる。
――
―
「大丈夫か?」
「あ、恭介さん…仕事は」
「心配すんな。ちゃんとしてきた。後は誠に頼んである」
私の手を握り
「はい。涼…」
「うん、お袋と待ってる。『ママ、頑張れ』って伝言だ」
「はい。…い、痛っ!痛~い」
間隔が短くなってきた。
「もうすぐみたいね」
「うん。…恭介さん?」
何かパニクってない?
「恭介さん、志織の腰を擦ってやって下さいな」
お母さんに言われて腰を擦ってくれる。
「大丈夫ですから」
「ん」
――
―
先生が診察に来られて
「もうそろそろですね。分娩室に行きましょうか」
「は、はい」
藤倉の家に連絡を入れてもらい
私は分娩室へ
「恭介さん」
「此処にいるから」
「はい」