Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



一週間過ぎ


土曜日


恭介さんが迎えに来てくれ、陽菜を連れて我が家へ


「ママ~」


陽菜をお母さんに渡し


「涼、ただいま」


ギュッと抱きしめた。


「涼、いい子にしてたね。ありがとうね」


「うん。りょういいこだったよ」


「うん、偉い、偉いね」


リビングにあるベビーベッドに陽菜を寝かせて暫く涼と遊ぶ。


涼も淋しかっただろうし、また陽菜にヤキモチ妬いても困るしね。


確実にヤキモチ妬く人がいるし。


「ん?」


「何でもないですよ」


その日はお父さんも来てくれたので五人でご飯を食べ、涼とゆっくりお風呂に入った。


「涼、もう寝んねする時間だよ」


「うん、あのね」


フフ


「涼、今日はママとパパと一緒に寝んねしようか?」


涼がパッと顔を輝かせて


「うん、いいの?」


「うん、いいよ。ね~パパ」


「あぁ」


私に抱き着いて


「やったぁ~」


フフフ…


寝室に涼と陽菜を連れて行き


陽菜をベビーベッドに寝かせ


「涼、おいで」


「うん」


横になり


「ママ」


「うん?」


「ギュッってして」


「フフフ…いいよ」


涼をギュッと抱きしめ


「おやすみなさい」


――







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