Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「寝たか?」
「はい」
恭介さんもベッドに入って
「奥様」
「は、はい」
「俺も淋しかったんだけど」
「はぁ」
「慰めてほしいんだけど」
「……」
恭介さん、幾つですか?
顔を見るとニヤニヤしてるし。
「ど、どうしたらいいんですか?」
涼も陽菜もいるんだよ。
「ん。キスして」
「……」
「キスだけだから…それ以上は無理なの分かってるから」
「……」
「志織」
涼よりタチが悪いような気がする。
そっと起き上がり
恭介さんの頬に手を滑らせて
「ただいま、恭介さん」
唇を合わせる。
「おかえり、志織」