Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
それからスーパーで買い物を済ませ家へ
掃除をして、残りのお料理をして
あ~忙しい。
その間、恭介さんは一応涼のお相手をしてくれてるんだけど…
何かっていうと
「お~い」
って呼ぶんだもん。
ほんと…疲れる。
11時過ぎ―
「そろそろみんなおみえになるから、涼お着替えしましょうね」
「マーマー」
「恭介さん、涼
絶対ママって言ってますよね」
「言ってねぇし」
あくまで認めない。
「いいですよ。じゃあ涼に聞きますね」
着替えを済ませて、涼をソファーに座らせ
「涼、私は誰かな?」
指差して聞く。
「マーマー」
「ほら、ママって言ってますよ」
「涼、俺は誰だ?」
あ~負けず嫌いさんだ。
「ん?」
「ダーダー」
「ほらダディつってる」
勝ち誇ったように…
「恭介さん」
「ん?」
「ダディって呼ばせるんですか?」
「……」
「パパじゃないんですか?」
「それは…」
「……」
「涼の自主性に任せる」
涼の自主性…
「……」
「……」