Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「何を笑ってんだ?」
湯船に入ったら恭介さんに抱き寄せられて耳元で
「何も笑ってませんよ」
「……」
「本当ですって」
「……」
「き、恭介さん」
「けんかしちゃだめでしょ」
涼とアヒルちゃんをしていた陽菜が私達を睨んで
「けんかしちゃしぇんしぇいにおこられるよ。ね~おにいちゃん」
涼が笑いながら
「うん、そうだよ」
「陽菜、パパとママは喧嘩してないし。ね~パパ」
「そ、そうだぞ陽菜。パパとママは仲良しだから喧嘩なんかしない」
「ほんと?」
「あぁ。パパとママは仲良しだからほら、キスもする」
チュッ!
き、恭介さん!
こ、子どもの前で何をするんですか?
「あ~ママまっか!まるでタコみたいだ~」
涼が言うと陽菜も
「ママ、タコしゃんタコしゃん」
って囃す。
恭介さんは
「クッククク…」
笑ってるし。
あ~もう嫌だぁ~