Apasionado!３～俺様社長様の甘い誘惑～

「さ、帰ろうか」


「うん」


「うん」


パパがケーキを持って僕が花束を。


「ひなももちたい」


「ひなはいいの」


「もちたいの」


相変わらず我が儘です。


「じゃあ陽菜はパパを持ってくれ」


えっ？


どういう意味？


陽菜も


「パパ、パパはおおちいからひなもてない」


確かにその通りです。


「ん、だからパパの手を持ってくれ」


パパが手を伸ばして陽菜の手と繋ぎました。


「これで陽菜はパパと涼の二人を持ってる」


陽菜は右手をパパと左手を僕と繋いでます。


「うん」


陽菜は納得したのか嬉しそうです。


――


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