Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「いい方法があるわ」
おばちゃんが満面の笑顔で
「私と誠さんが真人と和人を連れて此処にくればいいのよ。ね、お母さん」
「…それはただ単に貴女が楽したいだけじゃないの?」
「そ、そんなことは…少しあるかな」
「やっぱりね」
お祖母ちゃんが『やれやれ』って顔してます。
「でもそれいいかも。ひなはかずくんにむちゅうだもん」
いつも『陽菜は和君のお姉ちゃんだから』と言って保育園で構っている。
和君と一緒なら陽菜もお留守番出来るかも。
「じゃあそうする?」
「うん。おばちゃんいい?」
「もちろん…助かっちゃった」