Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
暫くやってソファーに座り
「はい恭介さん、コーヒー」
「ん」
涼は志織の膝に行きプリンを食ってる。
「なぁ」
「はい?」
「何で涼の言ってることが分かるんだ?」
「何でって、う~ん涼のちょっとした動きとか…最近は話せる言葉も増えましたしね」
「いや、だからな増えたけどはっきりとは話せねえし」
「まぁ、そうですよね。ご飯もミルクもおやつもマンマだし。でも熊五郎はくぅ、ペン太郎はペェって分かりますよ」
「まぁそれくらいならな」
「後は…波長ですかね」
「波長?」
波長で分かんのか?
まるで宇宙人との交信だな。
「ククク…」
「どうしたんですか?」
急に笑い出した俺を怪訝な顔で見てる。
「いや、何でもない」
「……」
「ククク…」
涼が俺のとこに来て
「パーパーキャーキャー」
一緒になって笑ってる。