Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「さ、涼 お散歩に行こうか?」
志織が後片付けを済ませ涼に手を出す。
涼が志織に飛び付き
「ちゃーちゃー」
「うん散歩だよ」
『ちゃー』とは散歩のことか。
「じゃあ行って来ますね」
「ん。気を付けてな」
「パーパーパーパー」
「ん?」
「涼、パパはお仕事があるからママとね」
「や~パーパーパーパー」
「涼」
俺の足にしがみついてる。
俺にも一緒に行こうと言ってるわけか。
「フッ分かった分かった。パパも一緒に行くから」
「恭介さん」
「涼に誘われたら仕方ねえな」
「はい」
何だか志織も嬉しそうだ。