Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



バギーに乗せて近くの公園へ


「涼、今日はお友達いないねぇ。やっぱり土曜日の夕方だからかな」


バギーから降りた涼はひょこひょことブランコへ


「マーマーマーマー」


「はいはい。ちょっとブランコに乗りますね」


志織が涼を膝に乗せてブランコに座る。


「志織、しっかり涼を抱いて捕まってろ」


「えっ?」


ブランコを軽く揺らす。


「キャーキャー」


涼が喜んでる…ん?


志織も同じように喜んでるし。


――





涼と波長が合うわけだ。



暫く揺らして


「涼、もういいか」


「あい」


へっ?


「おい志織」


「はい?」


「今、涼が返事したな」


「えっ?恭介さん知らなかったんですか?ちゃんと『あい』って返事しますよ。ね~涼」


「あい」


俺 知らねえし。


何か…疎外感


「恭介さん、どうしたんですか?」


「あ、いや何でもない」


「何か落ち込んでます?」


「落ち込んでねえし」


「パーパー」


「ん」


涼を抱き上げ滑り台へ


腰を支えて滑り台の途中から滑らす。


「キャッキャッ…ハハハ…」


「フフフ…涼はご機嫌さんですね」


「あぁ」


暫く遊んで家へ




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