Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
涼は窓から外を見て
「でんしゃがみえる」
「よかったね。涼」
「うん?」
「パパとお風呂に入って来なさい」
「涼、入るぞ」
「はぁ~い」
やっと窓から離れお風呂へ
その間に陽菜をパジャマに着替えさせ、恭介さんと涼の着替えを出してと。
はぁ~
ちょっと一息。
ソファーに座って
――
―
「ぅ…ぅう~ん」
「お目覚めですか?」
「……」
へっ?
気がついたら…ベッドにいた。
「あ、私」
隣のベッドには涼と陽菜が寝てる。
「風呂から上がったらお前ソファーで気持ちよく寝てた」
「ごめんなさい」
「フッ 疲れてんだろ。そのまま寝るか?」
時計を見ると10時半
「いえ、お風呂入って来ます」
「ん」
恭介さんはスコッチを飲んでいる。
手早くお風呂に入り
「恭介さん」
「ん?」
ソファーに座りウーロン茶を飲みながら
「何で涼と陽菜が寝て私が一人で寝てるんですか?」
おかしいよね。
恭介さんと涼、私と陽菜でしょうが普通は。