Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「ママ」
へっ?
下を見たら涼が
「うるさいよ」
「あ、ごめんなさい」
涼に怒られてしまった。
涼が起き出し
「目が醒めちゃった?ごめんね」
「ううん。おしっこ」
「あっ、早く行って来なさい」
「うん」
部屋から出て行き
「恭介さん、涼が起きちゃったじゃないですか」
「お前が煩いからだろ」
「恭介さんのせいじゃないですか」
「何で!お前だろ」
「パパ、ママ ひながおきるよ」
涼が戻って来て、また怒られた。
「ごめんなさい」
「パパ、ママ はやくねよう」
「そうね。恭介さん」
「あぁ」
三人とも横になり
「パパ、ママ」
「ん?」
「はい?」
「けんかするならどちらかをおじいちゃんのいえにとまらすよ」
「ん?」
「えっ?」
「おやすみなさ~い」
――
―
「クッククク…涼には負けた」
「フフフ…そうですね。じゃあもう寝ましょうね。おやすみなさい」
「ん」