Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
リビングのテーブルにお料理を並べて
「アー マ、マンマンマ」
涼がお料理を見て興奮状態。
手を伸ばそうとするので抱き上げようとしたら恭介さんが先に抱き上げた。
「今、食わせてやっから」
「恭介さん、私が」
「ん、いや いい」
涼が満面の笑顔で恭介さんに何か話してる。
とにかく横に座って
みんながグラスを手にしたのを確認して
「今日は涼介の一歳の誕生日に集まって頂きありがとうございます。何とか無事一歳を迎える事が出来ました。これからも宜しくお願いします」
恭介さんが挨拶をして、二人してお辞儀をしたら涼も真似てお辞儀をする。
それにはみんな大笑い。
「じゃあ、お父さんお願いします」
恭介さんのお父さんが
「涼介、お誕生日おめでとう。乾杯」
「乾杯」
食事が始まった。
涼も離乳食を食べる。
でも、みんなが食べてる物が気になるのか、しきりに手を伸ばして。
「涼、トマト食べよう」
涼は野菜好き。
トマトを切って
「はい、あ~ん」
大きい口を開けてパクン!
「美味しい?」
「マーマー」
手を伸ばす。
またトマトをパクン!
「涼ちゃん、ママって言えるんだ」
瑞穂さんが驚いたように言うと、恭介さんがジロッと瑞穂さんを睨む。
はぁ~もう!