Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~


「おにいちゃん」


「うん?」


「ちょっとまっててね」


「えっ?」


陽菜が走って二階へ


「ひな、どうしたんだろ?」


パパもママも


「なにかしらね?」


分からないって顔をしています。


ドタドタドタ


陽菜が降りて来ました。


「おにいちゃん、ひなからプレジェント」


画用紙を僕に


「くれるの?」


「うん」


「ありがとう」


画用紙を見ると…


えっと…


これはなに?


パパとママと顔を見合せ


二人とも『?』みたいです。


「陽菜、上手に描けたわね。これは?」


ママが聞いてくれました。


「これがおにいちゃん、これがパパでこれがママ。しょちてこれがひななの。しょちておはなだよ」


説明されても…やっぱりよく分かりません。


でも


「ありがとうね、ひな」


「おにいちゃん、うれしい?」


「あ、うん」


「ひな、いいこ?」


「うん。ひなはいいこ」


「うん。ありがと」


陽菜はどこまでも『いい子』アピールします。


パパもママも笑っています。


ま、陽菜は可愛いからいいや。


ありがとうね、陽菜。







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