Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
そして今日
朝からちらし寿司や色々作り
「志織」
「おはようございます」
一番手の掛かる人が起きて来た。
「ん。朝から大奮闘だな」
「そりゃ、やるなら徹底的にしないと。 陽菜を喜ばせたいですから」
「お前が楽しんでるんだろう」
バレてた。
「ハハハ…」
笑って誤魔化そ。
「すぐ朝御飯にしますからね」
「ん。だけど涼と陽菜はまだ寝てんだろ?」
「はい」
まだ7時20分だから…
「ぼちぼち起こしましょうか?」
「ん…まだいい。8時まで寝かせといてやれ」
あら優しい。
「ヒ、ヒャッ!」
後ろから抱きしめられてる。
「き、恭介さん…朝から何を」
「アイツ等が起きて来たら引っ付けないからな」
「……」
だから起こすなですか?
相変わらず引っ付きたがりだわ。
「恭介さん」
「ん?」
「離して下さい。ご飯の支度」
「まだいいから」
首筋に顔を埋めてる。
「恭介さん…痕はつ、着けないで下さい」
「ん」
これって…朝っぱらからすることですか?