Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「ふ~ん。でもぼくはそんなにはやくおむこさんにならないから」
「クククク…そ、そうだな」
「そ、そうよね。陽菜がお嫁さんになる方が先よね」
「うん、ひな およめしゃんになる」
今度はお雛様から花嫁にか。
「じゃあ陽菜お風呂に入ろ」
「うん」
やっと泣き止んでお風呂に。
バスタブに二人浸かりながら
「ママ」
「うん?」
「ひなね、ママになるね」
「ママに?赤ちゃん産むの?」
そんなに早くおばあちゃんにされても…
「ちがうよ。ママになるの」
「……」
「ママ、かわい~し、やしゃしいし」
「私になるの?」
「うん」
「フフフ…ありがとう。でも陽菜はママより素敵になれるわよ」
また子供に可愛いって…
「ママ、しゅてきって?」
「あ、あぁ、ママより可愛くなれるよ」
「ホント?」
「ホント!」
「わぁ~ひなかわいくなれるんだぁ~ママ」
「うん?」
「だいしゅき」
抱き着いて来た。
「フフフ…ママも陽菜が大好きよ」