Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
ガチャッ!
「昼飯行くぞ」
「はい」
もうお昼か。
いつもはお弁当なんだけど今日はホワイ トデーと言うことで外に食べに行くこと に。
近くのフレンチレストランへ
久しぶりだわ、恭介さんと二人だけで食べに行くのは。
最近まず家族でも外食はない。
陽菜がまだ小さいからゆっくりレストラ ンでは食べれないもん。
「あ、恭介さん」
「ん?」
「ワインは駄目ですよ。まだ仕事あるんですからね」
「分かってますよ、秘書殿」
「はい」
ランチコースをオーダーして
――
―
うん、やっぱり美味しいわ。
お昼からこんなの食べて贅沢だよね。
いいのかしら。
「たまにはいいだろ」
へっ?私…
恭介さんを見ると
「声に出してた」
「す、すみません」
「謝ることねえし。てかいつものことだ」
「恭介さん」
失礼だわね。
「クッククク…その顔、陽菜にそっくりだ」
「…私が陽菜に似てるんじゃなくて陽菜が私に似てるんです」
「クッククク…そうムキになるな。二人の子持ちとは思えん」
「悪かったですね」
「いや褒めてるんだし」
何処が褒めてんのよ。