雲雀の如く
第1章-耀-

時は、平安。


決して、華やかなものなどではない。

そう見えるだけである。

その裏側は、誰も知らぬ世界がある。


私の名は、耀(ひかる)。

私は、何処にいるのか分からぬ──────。



雲雀(ひばり)…。

私は今も君の面影を探している。






何処にいるのだろうか、雲雀…………。











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