雲雀の如く

「無理だと、申しておるだろう。何故分からぬ」


妾には、耀様が居るのだ。



今は何処にいるのか分からぬのだ。



会いたくてたまらぬ。



耀様のことを想い出すと、一つの雫が頬を伝った。


「雲雀様………、まだ耀様を想われているのですか?」











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