LOVEMERODY



パチパチパチ



曲が終わった瞬間何故か部屋にいた光さんと優しい顔に戻った雅さんからの拍手。



「明ちゃん、すごいね。」


俺も思わず拍手した。



心から、すごいと思えた。


みんなも口々に明ちゃんを褒める。



「明ちゃん、素晴らしいゎ。ねぇ、社長さんにスカウトされたんでしょう?あなた、やらなきゃ損ょ。」



俺もそぅ思う。



こんなに才能があるのに使わないなんて…



宝の持ち腐れだ。



「お言葉ゎ嬉しぃですけど、今ゎ考え中なんで…。決まったらすぐに報告に来ます。」



雅さんが説得してもやはり考えゎかわらなぃ。



まぁ明ちゃんらしいけどね。



すると雅さんゎ



「そぅ。待ってるゎね。」


と言い、それ以上説得しようとゎしなかった。



きっと今の明ちゃんにゎ何を言っても無駄だと理解していたのだろう。



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