雨恋 ーアマゴイー
な…何なの、あいつ…。
前代未聞の不思議くん?

いや、そうは見えなかった…。


しかも、
『雨の子だ』って…。
わけわかんない。


からかってんの?
本当に苛立つ。


「はぁ…」

あたしは、一度溜め息をつき、
溶けはじめたアイスを
冷凍庫に入れた。
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