その手の中に





小箱をそっとあけてみる。





それを開けたときの



美桜の顔を想像して




少しニヤついてしまった




「…へへっ」


なんとなく嬉しくなって



軽い足取りで美桜の部屋に向かう。




(もうねたかな)



顔が見たくなって



ちょっとわくわくしながらドアの取っ手に手をかける。








その時だった。



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