君がくれたもの。
それからというもの私は頻繁に屋上に行くようになった。


そして、最近知った事。


彼は決まった時間にやって来る。


私はその時間目指して屋上に行く。


彼と話してる時間だけは、嫌な事は忘れられた。


「あ、のんちゃん!」


「ソラ!」


いつも彼は笑顔で私に話しかけてくれる。


その、笑顔を見ると今までにない感覚になるんだ。


なんていうか…胸がきゅうって締め付けられる。
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