君がくれたもの。
「のんちゃんってさ、なんでいつも屋上に来るの?私服ってことはここの患者ではないよね」
不意に聞かれたソラの疑問。
あなたに会いにきてるなんて口が裂けても言えない。
「家がね、ここの近くで。この屋上は小さい頃から知ってるの!風が気持ちくてなんか嫌な事とかもわすれられるんだよね」
嘘ではない。思った事を言った。
「そうなんだ!」
「うん。そらは?」
「うーん。のんちゃんと話すため?」
「え?」
ニッコリと笑ってそう言うソラに、私の鼓動は今までにないほど早くなっていた。
不意に聞かれたソラの疑問。
あなたに会いにきてるなんて口が裂けても言えない。
「家がね、ここの近くで。この屋上は小さい頃から知ってるの!風が気持ちくてなんか嫌な事とかもわすれられるんだよね」
嘘ではない。思った事を言った。
「そうなんだ!」
「うん。そらは?」
「うーん。のんちゃんと話すため?」
「え?」
ニッコリと笑ってそう言うソラに、私の鼓動は今までにないほど早くなっていた。