君がくれたもの。
リビングにいくと珍しくお母さんがいた。


「お母さん。いたんだ、久しぶり。」


お母さんの顔は疲れているのかすごくやつれていた。


「あんた、学校は」


いつも、家にいないお母さんは私が学校に行ってない事を知らない。


もちろんいじめられてる事も。


「あんた、もしかして学校サボってるの?」


「あのね、お母さんちが…」


ーパンッ


頬に激痛が走った。


状況を理解するまで数秒かかった


あぁ、私ぶたれたんだ。

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